月別: 2018年4月

大阪の病院薬剤師の調剤室は毎日が戦場

薬学部が4年制から6年制になり、全国で薬学部が新設され、薬剤師は飽和状態になると言われている。
が、6年制の薬学部を卒業し調剤薬局で働いて早5年、薬剤師の飽和状態はどこへやら。小さい頃から憧れていた白衣を身にまとい、冷静沈着に働いている理想の薬剤師像とは程遠く、調剤室内をかけまわり、額に汗をにじませているのが現状だ。
私は現在、大阪市内にある総合病院に定期的に通院しているのだが、そこの病院勤務の薬剤師さんはとにかく忙しそうだ。
毎日毎日調剤薬局の調剤室は分単位で時間に追われ戦場化としている。
慢性的な人手不足なのか?とも思う。
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調剤薬局では患者さんに薬をお渡しする目安の時間を表示したり、できあがった薬の番号を表示していると思うが、これが薬剤師を苦しめている。
例えば待ち時間の目安が30分の時に、ものすごい内容の処方箋を患者さんが持ってきて、目安時間を見て外出していく。
薬剤師は処方箋の内容をして青ざめる。
1日3回1回10錠ずつ飲む薬90日を、分包して一包化するようにという処方箋を患者さんは爽やかに涼しい顔をして、置いていくのだ。
もちろんそれが薬剤師の仕事である。
が、どう考えてもこの患者さんのお薬を用意するには1時間はかかる。
調剤薬局で薬を渡すのは決して、処方箋に載ってある薬をとって終わりではないのだ。
処方箋内容をパソコンで入力し、調剤し、とった薬を間違えがないか、飲み合わせに問題がないのかを監査し、やっとお渡しできる。
錠剤の一包化や粉薬や水薬の調剤や監査にはさらに1つ1つの薬の重さをはかったり剥いた薬の刻印を1錠ずつ数を数えていったり。
そして、そのこの患者さんは目安時間の30分後に帰ってきて、薬剤師の額に汗がにじむ。患者さんは時間以内にできていないことにお怒りになる。

薬局を利用する患者さんに是非、この場を借りて便利な言葉を送らせて頂きたい。
「寛大な心でご自身の薬ができるのを待って頂きますよう、ご理解ご協力をよろしくお願い致します」。

薬剤師もできることなら・・・インスタントラーメンのようにお湯を注いで3分で出来上がりますと言うように、お薬お渡し時間を明確にお伝えしたい。が、現状はそうはいかない。
もし、この記事を目にしてくれる方が調剤薬局に行った際には、この記事を思い出し、あの薬剤師は飄々としているように見えて実は額に汗をにじませながら薬を用意しているんだ、もう少し待ってあげようと思って頂けたらこれ幸いに思う。